プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは長期保存するための加工をした花のことをいいます。
「プリザーブ(Preserve)=保存する」という意味です。
生花やドライフラワー、造花とも違います。
・生の花ではないので水やりの必要はありません。
・やわなかな手触りで瑞々しさを感じます。
・色は、着色加工を施してるのでバリエーションが豊富です。
♪・。♪・。プリザーブドフラワーができるまで。♪・。♪
レッスンではおこなっておりません。製造過程を表記してますのでご了承ください。
下準備
切花の茎を1.5cm残してカットし水につけます
①生花を脱色します⇒6~24時間、脱色液に浸します。
(メタノール・エタノールなどの、低級アルコールを主成分とする液を主に使用します。)
②着色していきます⇒12~24時間、着色液に浸します。(ポリエチレングリコールや高級エーテルなど、不揮発性で比較的安全性の高い有機溶剤を用います。)
③乾燥させます⇒3日~1週間、自然乾燥させます
おもに染色可能な花としては、バラ、アジサイ、カーネーション、デンファレ、ガーベラ、ピンポンマム、ダリアなどがあげられます。
メリット: ・枯れない (保存状態が良ければ数年間咲き続ける)
・水やりの必要がない
デメリット: ・湿気に弱い ・色あせ・・(直射日光のあたる所は避ける) ・色移り
★プリザーブドフラワーの歴史
ブリザードフラワーの歴史はまだまだ浅く、
70年代の終わり頃から研究されていたプリザーブドフラワー(フランスのヴェルモント社とブリュッセル大学、ベルリン大学が共同で研究開発)が長年の開発研究を経て、1987年に世界最初のプリザーブドフラワーとして発表され、ついには1991年に、ヴェルモント社がバラのプリザーブドフラワーを発表してからはヨーロッパを中心に広がりをみせ、1993年には日本に紹介されます